思想・学問 太陽
わが国は太陽を模した国旗を持ち、極東に位置することから、日が昇る国とか太陽の帝国とか言われてきました。 また、日本神話の最高神は太陽の化身である天照大神です。 私はこれまで、日の丸は昇る朝日に違いあるまいと思ってきました。 しかし近頃、沈む夕日にも見えるのです。 戦後日の丸が最も燦然と輝いていたのは、高度成長からバブルまで。 それが過ぎたらすっかり夕日っぽくなってしまいました。 私は大坂万博の前年に生まれ、バブルの絶頂期は大学生で、つまり教育を受けている期間は概ね日本経済は順調でした。 その代りと言ってはなんですが、政治的には無益なイデオロギー争いが続き、世の中には日の丸が大嫌いと言ってはばからない評論家やジャーナリストが大勢いました。 多分日の丸の白い部分を赤く塗りつぶしたかったのだろうと思います。 その残滓は今にいたるも残っていて、大坂府で公立学校において日の丸の常時掲揚と君が代斉唱時の起立を義務付ける条例が制定されました。 そんな条例を作らなければならないなんて、まことに馬鹿馬鹿しく、悲しいことです。 朝はおはようと言わなければいけない、みたいな下らない条例ですが、それがなけれ...