2011-06

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社会・政治

どうして

どうしてなんでしょうか。 震災復興と原発事故に一定の目途が着いたら若い世代に責任を引き継ぐ、と事実上の退陣表明をしたにも関わらず、8月までとか、いや9月までとか、あるいは引っ張れるだけ長く、とかいう態度を菅総理は続けているんでしょう。 もしかして、辞めるのを止めたんでしょうか。 それをめぐって老獪な官房副長官やら物言う参議院議長やら、早く辞めろの大合唱。 辞めると言っておいてなかなか辞めないというのは理解できません。 だったら絶対辞めないからお前たち全力で菅内閣を支えろぐらい言えば良いものを。 言ってることとやってることが逆なのは、政治家としては致命的です。 菅総理は政局の天才だとか。 一市民運動家から総理にまで上り詰めたのですから、それは大した嗅覚なんでしょうねぇ。 その鼻が、もうひと波乱あると嗅ぎ分けたのでしょうか。 よく、日本ではあっちに着いたりこっちに着いたりして出世していく人をバルカン政治家なんて言いますね。 元はバルカン半島の政治家が、国力のない小さな国なのに交渉術で大国と対等に渡り合い、大国を翻弄してきたことからくる言葉。 国内の主導権争いのような卑近な例に使う言葉ではあ...
文学

追わないで

男というものは一般的に言って追う性で、追われることが嫌いな傾向があるようです。 少なくとも私はそうです。 追われてる、とかしつこい、とか感じたら、100年の恋も覚めるというものです。  もっとも近頃草食性と称されている男性陣は、積極的な女性を待っているらしいですが。  高橋幸宏の曲に、 愛されすぎると、逃げたくて、 というフレーズがあり、わが意を得たりと思いました。 永井荷風の「墨東綺譚」では、主人公の小説家が、玉ノ井の私娼と馴染みになって、私娼からおかみさんにしてくれ、と頼まれると、もう通うのを止めてしまうというストーリーになっていました。 永井荷風は独身を貫きましたが、きっと女性関係は色々あったのだろうな、と思わせる私小説風の作品です。 小説ではあまりしつこく描かれていませんが、津川雅彦が主人公を演じた映画「墨東綺譚」では、彼を思い、何年もきっと迎えにきてくれるはずだ、と私娼窟でその人を待ち続ける女の執念を、墨田ユキというAV出身の女優が演じていて哀れと恐怖を誘いました。 津川雅彦と墨田ユキの濃厚な濡れ場もあって、文芸作品のような、ポルノのような映画に仕上がっています。 私はさして...
映画

デイブレイカー

昨夜は珍しい設定のSFアクションを観ました。 「デイブレイカー」です。 西暦2019年、謎の疫病が蔓延した結果、人類のほとんどがヴァンパイアになってしまいました。 ヴァンパイアが政府を作り、企業を運営し、少数の人間は血液工場で血液を採取される存在。 血液供給源の人間が減少してヴァンパイア社会は食糧不足に陥り、代用血液の開発が急がれています。 また、もし空腹に耐えかねて同じヴァンパイアの血を吸うと、極端に脳のセロトニンが減少して凶暴な化け物と化し、捕えられて太陽光で焼き殺されてしまいます。 代用血液を開発する大企業で研究開発の責任者を勤めるヴァンパイアは、決して人間の血は飲まず、豚などの代用品で済ませています。 彼は偶然人間のレジスタンスと接触することになり、ヴァンパイアながらレジスタンスに協力します。 そこには、驚くべきことにヴァンパイアから人間に戻った、つまり治療が成功した者があり、彼の体験を手掛かりに、ヴァンパイアから人間へと治療する方法を確立しようとします。 その間も、ヴァンパイア軍とレジスタンスの間で死闘が繰り広げられます。 一般にヴァンパイア映画というと、社会の片隅でひっそり...
お笑い

民族性ジョーク

民族性をからかうジョークというのは、時として民族差別的になってしまいますが、なかなか的を得ているせいか、なくなることがありません。 だいたいアメリカ人は陽気で英雄気取り、イギリス人は冷笑的で男色好き、フランス人は好色でひねくれ者、ドイツ人は堅苦しくて哲学的、ポーランド人はオツムが弱い、ユダヤ人はケチ、などとなっています。 中でも最悪な言われようをされているのが韓国人でしょうね。 アメリカン・ジョークに、次のようなものがあります。 最高の贅沢とはユダヤ人の給料をもらい、アメリカ人の家に住み、イタリア人の服を着て 日本人の妻と結婚して、イギリス人の執事を雇い、中国人のシェフを雇って暮らすこと。最悪の組み合わせとは中国人の給料をもらい、ユダヤ人の服を着て、日本人の家に住み、 アメリカ人の妻と結婚し、イタリア人の執事とイギリス人のシェフを雇うこと。もっと最悪の組み合わせ全部韓国人にすること史上最悪の最悪の組み合わせユダヤ人の給料をもらい、アメリカ人の家に住み、イタリア人の服を着て 日本人の妻と結婚して、イギリス人の執事を雇い、中国人のシェフを雇って暮らすこと。 ただし,そうやって暮らす人自身が...
文学

ガレージ

私が車を駐車しているのは、マンションのすぐ横に建つ立体駐車場です。 夏、暑くならず、雨が降っても汚れないのは良いですが、車を出すとき2分ほど待たなければなりません。 また、私の前に出そうとしている人がいれば、当然その分待ち時間は長くなり、軽くストレスです。 私はマンションを購入する際、一戸建ての購入は全く検討しませんでした。 防犯上も危ないし、庭なんかあっても手入れする気はないし、メンテナンスも面倒だと思ったからです。 ただ一つ、一戸建てで良いなと思ったのは、ガレージを設置できることです。 できればアメリカ映画に出てくるような、三台も四台も駐車できるような、大きなガレージが欲しいと思いました。 車は一台だけで、自転車やら、発電機やら、芝刈り機やら、チェーンソーやら、雑多なメカニック的なものが置いてあり、少し油のにおいがする町工場のような空間。 私は書斎より、そんなガレージで、読書したり、物思いにふけったりしたいと思ったのです。 じつはそれには、理由があります。 中学生の頃読んだ日野啓三の「天窓のあるガレージ」に影響されたのです。 車がないガレージを自分の空間と定めた少年。 天窓から降り...
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