仕事 野心と諦め
林真理子の「野心のすすめ」が売れているそうです。野心のすすめ (講談社現代新書)林 真理子講談社 今時野心ですか、と白けた気分になり、読む気も起きず、現に読んでいません。 ただ、林真理子という人、学生時代は激しいイジメに会い、就職試験も落ち続け、やっと就職した会社でもやっぱりイジメられたそうで、おそらく組織にいると浮き上がってしまうタイプなのだと思います。 彼女の凄まじいところは、それら負のエネルギーをすべて野心に振り向けてひたすら上昇をめざし、流行作家として成功し、本人が好む理系の男と結婚したこと。 そんな風に成功体験を積めば、野心を否定する凡人が単なる怠け者に見えてしまうことも分からないではありません。 一方、陸上競技でわが国のトップを走る為末大が、「諦める力」という著作を物していること。諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉為末 大プレジデント社 こちらは読んでみようかという気持ちになります。 少年時代には限りない可能性があり、多くの少年がプロ野球選手になりたいだとか、宇宙飛行士になりたいだとか、素朴な夢を語ります。 それはおそらく野心とは違ったものだと思いますが、...